当事者・家族・支援者 立場を越えた対話を全国へ -ファシリテーション実践講座、ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会-


「ファシリテーション実践講座」

KHJ全国ひきこもり家族会連合会が5月27日、「ファシリテーション実践講座」を東京都・大田区産業プラザPIOで開講する。
今年度、全国各地で開催される「対話交流会」運営の担い手となるファシリテーター(交流会の場を作りコミュニケーションを支える人)を養成するため、昨年度に続き企画した。

対話交流会の正式名称は「ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会」(略称「つな・かん」)。
ひきこもり関連の場では当事者、家族、支援者の立場が明確に分かれることも多い。
対話交流会では対等な関係で対話し、地域で新しいつながりを継続的に生み出すことを目的としている。
2017年度上半期で決定している「つな・かん」開催地は、北海道、青森 、宮城、福島、栃木、 静岡、山形、長野、福井・石川(合同)。(5月11日現在)
「つな・かん」へはファシリ講座の受講経験に関わらず参加可能。
5月27日の実践講座では、上記の地域で対話交流会の運営に関わることができる参加者を募集中だ。

ファシリテーション実践講座の申し込みは下記のホームページから
http://taiwa6.wixsite.com/khj-taiwa/kouza

「ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会」

「ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会」は2016年度も山梨、神奈川、茨城、東京で開催され、各地域でのべ200名近くが参加している。

東京では70名が参加し、参加者内訳は当事者25名、家族22名、支援者14名、一般その他9名。
以下の8つのテーマに分かれ対話が行われた。
「地域でつながる」
「こんな支援あったらいいな」
「こんな活動してみたい」
「自分らしく生きられる社会について」
「ここちいい生き方」
「親子関係について」
「話しベタ集まれ」
「フリー」

参加者の感想として「いろいろな立場の人がオープンに話し、聴くことができた」「元当事者のファシリテーター、現在の当事者、同世代の子を持つ親御さんの思いを聞けて良かった」など、異なる立場で話し合えたことに関する意見が多い。
また、「私は地域社会に一番の恨みを持って生きています。対話交流会のようなフラットな形で、社会を作っている側と平和な対話がしたい」といった胸を打つものもある。

「自分の親でないからこそ、親の立場の気持ちを感じることができました。」のように、ひきこもり関連の場では自分の子や親でなければ、すんなりと意見を聞けるという話は多い。
「つな・かん」は立場を越えた対話にうってつけの場となるだろう。

2017年度「つな・かん」のイベント開催情報は下記のURLから(順次更新)
http://taiwa6.wixsite.com/khj-taiwa/
2016年度「つな・かん」の開催状況・アンケートの報告は下記のURLから(PDF)
http://www.khj-h.com/pdf/h28akaihane_houkoku_questionnaire.pdf