3月号 特集 『中高年のひきこもり』発売のお知らせ


いつもひきこもり新聞を応援していただきありがとうございます。
3号目である3月号が完成しました!
今回の特集は、「中高年のひきこもり」です。
昨年の内閣府の実態調査から外された中高年(40歳以上)のひきこもりを特集しました。数字にさえ現れないひきこもり当事者の悲痛な声が社会に届くことを期待しています。
今回は、長期化するひきこもり対策も紹介しています。
またPDF版は写真やイラストがカラーになりました。

購入はこちらのショップひきこもり新聞からお願い致します。

内容のご紹介

特集・中高年のひきこもり

【インタビュー】「ひきこもり15年芥川賞作家に聞く」孤独になるのは悪ではない~「孤独論」著者 田中慎弥~

・2017年2月9日に「孤独論」を上梓した田中慎弥さんにインタビューをしました。田中さんは東京都知事だった石原慎太郎さんとのやり取りが話題になった芥川賞作家です。気難しい方だったらどうしようと、恐る恐るインタビューを申し込みましたが、快諾でした。1時間半にも及んだインタビューでは、丁寧に質問に答えていただきました。3月号ではこのインタビューをギュッと一面にまとめています。

【当事者インタビュー】私が生きていてもいい時間が続くのか
・四十代の女性ひきこもり当事者の半生を語っていただきました。ひきこもり歴は28年。一本のドキュメンタリー映画を見たかのような読後感でした。映像として浮かび上がってくるような生々しい言葉に吸い込まれました。

【ニュース】ひきこもり支援転換期を迎える

・「長期高年齢化ひきこもり支援の現状と課題」に関するKHJの報告会を伝える記事です。家族全体が社会的に孤立していることや、本人の同意や柔軟性を大切にしたゆるやかな支援の必要性について報告されています。ひきこもり支援の今後を考える上でとても重要な指摘であると思います。

【当事者手記】ひきこもり歴、断続的に三十余年(ぼそっと池井多)

・NHKニュース「おはよう日本」で注目された池井多さんの当事者手記です。苦悩の先に見つけたQOH(ひきこもりの質)という考え方に行きついた人生とは。中高年のひきこもりが抱える不安にどう対処していけばよいかが、かすかに見えたような気がします。

【インタビュー】『物心両面のサポート』を~ライフプランニング・リレーションズの可能性(FP阿部達明)

・ファイナンシャルプランナーの阿部さんが長期化するひきこもり対策として「ライフプランニング・リレーションズ」を開発しました。ひきこもり当事者に寄り添った注目の支援をはじめようとしています。高額な引き出し業者に頼る前に相談してみることを強くお勧めします。阿部 達明(あべ・たつあき)ライフプランニング・リレーションズ(よりそいネットワーク)代表 Email:animism9@gmail.com

【連載・当事者手記】第二回 部屋から出た日(瀧本裕喜)

・NHKで大きく紹介された瀧本さんの連載第二回です。第一回では、母との対面が裸だったという衝撃的なエピソードが紹介されました。今回はどうして部屋から出たのかを書いていただきました。

【4コマ漫画】こもりん。
・こもりんのかわいらしさ爆発しています。


【3月・4月のひきこもり関係のイベント情報】

・信頼できる全国の居場所情報をたくさん載せました。共感的に話を聞いてくれる仲間に出会えることでしょう。

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