【イベント】ひきこもり大学ピアサポートゼミナール最終報告会


 

2016年3月21日、テレビ朝日系の「ビートたけしのTVタックル」の特集「すねかじられる親の悲痛な叫び! 高齢化する〝ひきこもり〟問題」で引き出し業者が好意的に取り上げられた問題で、人権侵害の恐れがあるとして、精神科医の斎藤環氏やフリージャーナリストの池上正樹氏と共に記者会見に出席したひきこもり経験者の割田大悟さんが、「キララ賞」を受賞しました。「キララ賞」とは、地域を生き活きとさせる活動、人と人のつながりを豊かに生み出す活動、未来を切り開いていく活動など、オルタナティブな生き方を模索している若者を表彰する賞です。選考は、生活クラブ生協神奈川・福祉クラブ生協組合員と有識者により行われました。そして2018年2月18日、表彰理由の一つとなったピアサポートゼミナールの最終報告会が行われます。割田さんより、ピアサポートゼミナール最終報告会とは何か、説明していただきました。(なお、前年度の活動をまとめた報告書は「ひきこもり当事者主体による全国初の体系的なピアサポート学習会の実践報告」としてこちらのサイトで発売されています)

ひきこもり大学ピアサポートゼミナール最終報告会とは(文・割田)

ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜ではピアサポート(=似た経験をした人同士による支え合い)に関する学習会を定期的に開催してきました。

様々な当事者活動を含め、当事者同士で出来ることは結構あるのではないか?そういった可能性にひかれ、2016年度より学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」を開催しています。

「居場所に参加するとなぜ元気になるのか」「つながりがどうして重要なのか」「自分たちの目指すところは社会復帰でいいのだろうか?」そんなことを考えながら少人数演習形式で学んできました。

今回は1年間の取り組みの集大成として、どなたでも参加できる地域向けイベント「ひきこもり大学ピアサポートゼミナール最終報告会」を開催いたします!

「ピアサポートって何?」「学習会には参加できなかったけど内容が気になる」「当事者活動として何が出来そうか」「周囲の関係者として何が出来そうか」「イベントを通してつながりを作りたい」と考えている方など、ぜひ気軽に参加してみてはいかがでしょうか?

ピアサポートの予備知識は必要ありません。交流が主目的ですのでぜひご参加をお待ちしております(^O^)/

ひきこもり大学ピアサポートゼミナール最終報告会
日時:2018年2月18日(日)12:30~16:30
場所:神奈川県立青少年センター3階研修室②(桜木町駅徒歩10分)
※会場までのアクセスは以下ひき桜代表のHPをご覧ください。
https://hikikomori-peersupport.jimdo.com/ひきこもり当事者グループ-ひき桜-in横浜/
内容:ゼミ参加者6名によるリレー報告、対話セッション
参加対象:どなたでもOK!
参加費:500円
申し込み:不要(直接お越しください)

それでは皆様のご来場お待ちしております(^.^)/~~~

 


1 Comment

  1. 日花睦子

    大阪でひきこもり家族会に参加している62歳の母親です。互いの状況を交流をしたり、読んだ本を紹介し合ったりして学んでいます。
    学ぶ内、わたしは、何をもって解決したと思うのだろう、息子が所属している家庭とごく小さな社会で、生きていけさえしたらいいのではないのか、などいろいろ考えてしまいました。
    とにかく、わたしはわたしのやりたいことをやって楽しく生きて、息子の応援をすればいいと思っていますが、経済的な不安がつきまといます。
    報告会にも興味があったのですが、家族の介護があるので、遠くて行けませんでした。
    報告会の内容を知りたいと思いますが、何か資料などがあればご紹介いただけたら嬉しいです。

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