『性的マイノリティも想定したひきこもりの場作り』


文章:おがたけ

 

東松山市にフリースペースを

わたしは常々、わたしの住む埼玉県東松山市で、性的マイノリティとひきこもり、それら2つのテーマを掛け合わせた人々の輪出来ないだろうかと考えてきました。
性的マイノリティの場。ひきこもりの場。それぞれの場は、都心部ではそれなりの数存在し、様々なイベント行われています。そうした活動ニュースで紹介されることも、昔に比べれば増えてきました。
わたしはそのような場に参加してみた時期ありました。しかし、ばかにならない電車賃を使って地方から東京のイベントに参加し、ぎゅう詰めの満員電車に揺られて帰るのは、大変なことでした。
疲れてしまったわたしは、2015年の年明けから、地元の東松山コミュニティカフェ まちカフェ」を借りる形で、活動を始めました。性的マイノリティ、LGBTQで、不登校やひきこもり経験のある人達の存在を想定しなら、「不登校ひきこもりフリースペース Queer Lounge H(クィア・ラウンジ・アッシュ)」という場を作ったのです。
すると、「ひきこもりの集まりではセクシュアリティ(性のありよう)の話出来ない」「LGBTQの集まりでは引きこもっていることは話せない」といった理由で、ひきこもり経験のある性的マイノリティの人達フリースペースにいらっしゃるようになりました。

なぜ2つの想定必要か

「ひきこもり」の看板のみで集まると、性的マイノリティではない男性多く集まってくる傾向あります。男性多い形で寄り集まれば、ひきこもり経験では共通していても、男性同士のコミュニケーション空間や関係性醸成されていきます。簡単に言ってしまえば「男社会」を形成してしまうのです。女性や性的マイノリティで引きこもった経験のある人達は、参加しづらく、居づらくなります。
一方、「性的マイノリティ」「LGBTQ」の看板での集まりでは、「普段じぶん性的マイノリティであることを言えない大変さ」「シスジェンダーの異性愛者を装って暮らしている」といった、切実な悩みは共通しても、日常生活を営めている学生や社会人集まって来ます。しかし、ここでは性のありようについては話せても、引きこもっていることや、長く無職であることは話しにくくなるのです。
そのため、性的マイノリティとひきこもり、2つのかけ合わせの想定なされた場所・空間・集まり必要でした。

活動休止と今後の展望

わたしのフリースペースの活動は、2年9か月続けたのち、現在は休止しています。本当は続けていければよかったのですわたし自身の体力や精神的な調子の崩れ、日々の立ち行かなさなど出てきてしまい、続けることは難しいと判断しました。
フリースペースを再開することは、今は困難です。しかし、同様の活動や動き、この東松山市であるとき、何かしら関わりたいと思っています。
その時には、どなたか助けてください。